ここの音(認知症専用デイサービスセンター第2清鈴園)
『 ここの音』は、清鈴園の名称の由来である「大きな鐘は鳴らせなくても、清らかに響く鈴の音を鳴らし続けたい」という思いをそのままに、「個々」の鳴らす鈴の音が集い、「此処」で響き合いたい。そんな思いが愛称となっています。
ご利用者・ご家族の個々を大切にしながら、それぞれが奏でる音を尊重したケアに取り組んでいます。

一日・活動の様子
デイサービスセンターに到着され、なじみの席につかれ、なじみの方、なじみの職員とあいさつを交わし、お茶を飲んで一服すると、看護師による健康チェックが行われます。

体調の確認後、入浴や午前中の活動などが行われます。

昼食は、管理栄養士による、栄養バランスを考えたお食事です。ご利用者とともに配膳が行われます。食後の片付けも一緒に行っていただいています。

(月に何度か選択食の日もあります。)

昼食後など、体調に合わせてベッドもご用意しています。プライバシーに配慮し、カーテンで仕切ることもできます。

午後からの活動では、洗濯物干し、縫い物、唱歌など、ご利用者お一人お一人に合わせた活動が行われます。また毎日、交流のきっかけとして、リアリティー・オリエンテーション(R・O)(現実見当識訓練)の手法を用いてグループ会話の時間をもっています。

季節の行事では、春にはお花見、夏には夏祭り、秋にはイモ掘りや焼き芋・・・と、季節を感じて頂けるような行事を行っています。
回想法では、”ふるさと””子供のころの遊び””台風の思い出”などのテーマを決め、懐かしさに触れる機会を作っています。

※ご利用料金について

その他の取り組み
◎家族介護者懇談会
 主に『ここの音』のご利用者家族を対象として、懇談会を開催しています。認知症の人と家族の会の方のご協力をいただき、介護者OBの方や現役介護者の方から”介護体験談”をおきかせいただき、皆様の今後の介護に向けての学びと参加者同士の交流の機会となっています。また、街の関係機関の方にもゲストとして参加して頂き、地域資源の紹介や地域資源に関するご意見や感想等を伺う機会にもなっています。
◎地域住民の養成と活動の場として
 より多くの地域住民に、認知症について少しでも理解して頂き、地域に認知症のよき理解者を増やしていくために様々な実習を受け入れています。中でも、認知症の方に関わる専門ボランティアの養成や、廿日市市の実施事業である、やすらぎ支援事業に関わるやすらぎ支援員の養成では、実習を通して、一般市民の方々に認知症について具体的に理解して頂ける場にもなっています。
ご利用情報
『ここの音(ね)』は、介護保険のデイサービスです。
要支援の認定を受けられた方、要介護の認定を受けられた方がご利用できます。
お一人お一人の状態に配慮し、ご本人及びご家族の居心地の良い場所を目指しています。
※ 軽度の認知症の方には、(通称)本町デイもおすすめ致します
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※ 認知症予防を目的の方は、(愛称)お~い予防教室をおすすめ致します
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